日本と様子は違いますが、オーストラリアの小学校でも、保護者のお手伝いがあります。
一番の違いは、強制参加ではないこと。
なので、日本のPTAの様に、全員が何かの係にならなくてはいけない、などはありません。
これが一番嬉しい所ですね!なんのプレッシャーもありません!
もし学校で、ボランティアが必要になった場合は、子供がお手紙をもらって帰ってきます。
それに参加するかどうかは、自分で決められます。
学校のボランティアって、どんなことするの?
日本のPTAとそんなに変わりません。やることは一緒です。
イベントのお手伝い
ほとんどがイベントのお手伝いです。
- スポーツカーニバル(運動会)
- スイミングカーニバル(水泳競技会)
- 遠足の付き添い
- 父の日、母の日のモーニングティー開催
- チャリティーイベントでの手伝い
- キャンティーンのお手伝い(ランチなどが売っている売店)
父の日、母の日にうちの学校では、保護者を学校に呼んで、モーニングティーやBBQなどをします。そこで、テーブルセッティングや、お茶出し、BBQではソーセージ焼いたり裏方の仕事をしたり、
お金を集めるチャリティーイベントなどで、カップケーキを売ったりもします。
基本的に先生が中心で、保護者はお手伝いという形が、うちの学校では基本です。
時々ですが、チャリティーイベントによっては、保護者が企画運営、全てする場合もあります。
そしてうちの学校、キャンティーンがなくなっちゃったんです!生徒数が少ないために、売り上げがないために廃止になりました。
クラスルームでのお手伝い
これは日本には、ないですね。
特にキンディー(日本でいう年長さんの年)やYear1のクラスが、保護者のお手伝いを必要としています。
やはり生徒20〜30人に対して先生2人では対応できません。教室がカオス状態になります。
あとは、クラスを少人数に分けて、先生が生徒一人一人に対応する時間を積極的に設けている印象がありました。
そうすると、やはり大人の人数を増やさないと、その間、生徒は野放しになってしまいますので、保護者の手伝いが必要になります。
週1〜2で一回1時間程度。
子供の読み書きを手伝ってあげたりもしますが、
ほとんどは、静かにさせたり、サボっている子供に注意したりがメインでした。笑
1年間、週1で娘のクラスをお手伝いしましたが、先生とも親しくなれるし、自分の子供の様子も見れるので良かったです。
図書室でのお手伝い
基本、学校には司書の先生がいると思いますが、うちの学校にはいません!
信じられない・・・
以前はいました。それでも週1しか来ませんでしたが。
ある事から、私が図書室を手伝うことになり、1年間手伝った後に、司書の先生が突然いなくなりました。
理由は、司書の先生を雇う資金が、回らないとの事。
そして今は、私と、もう1人の保護者で図書室を仕切っています。
内容は、図書室の整理整頓。週1で1〜2時間。
返却された本を戻したり、新しい本をコンピューターに登録して、ラベルやブッカー(透明なフィルム)を掛けて、貸し出し出来る状態にします。
そんなに責任がある仕事ではないですが、学校の先生も、やり方を知らないので、色々聞かれる時もあります。
責任者がいない状態でのボランティアなので、(もちろん校長先生が責任者ではありますが、ノータッチなので)どこまで真面目に(笑)やればいいのか、時々戸惑います。
番外編
これはかなり稀だと思いますが、ひょんなことから、学校で子供たちに折り紙を教えています。
週1回、20分間、ランチタイムに教えています。
教えているというか、子供達が勝手に折り紙で何か作ったりしています。笑
あと、私が作ってあげたりもしていますけどね。
先生が必ず1人同席しなくてはいけませんが、基本的に、自分一人で運営しています。
それはそれで、自由で、完全に私の好きなようにやっていますので、楽チンです。
まとめ
今でも結構、ボランティアをしています。
オーストラリアに来てすぐの時、時間がたくさんあったので、やってみることにしました。
子供の様子も見れるし、学校がどんな様子なのかも知りたかったし。
実際にやってみて、まあ、めんどくさいと言えば正直めんどくさい時もあります。
でも、学校の先生にも私のことを覚えてもらえますし、クラスの様子や先生たちの様子なども知る事ができますし、結構プラスの要素もあると思います。
あと、ボランティアをする人って、だいたいが良い人なので、良い人と知り合いになることができると思います。
自分の時間をわざわざ使って、無償でお手伝いをしている人に、悪い人はいませんよね。
めんどくさいと思われがちなボランティアですけど、悪いことばかりではないですよ。
英語出来ないからといって、遠慮する必要はありません。分からなければ、聞けばいいんです。
絶対に重宝されるし、オーストラリアの生活に慣れるのも、早まると思います。
ちょっと勇気をだして、学校のボランティアやってみませんか?
学校にママが来てくれると、子供も喜びますよ!
英語のボランティアの話はこちら↓↓