先日、お墓を購入しました。
私、まだ30代なんですけどね・・・
今回、お墓を購入するのに、色々調べたり、人に聞いたり、実際にお墓を見に行ったりと、割と貴重な体験をしました。
その中で、日本とオーストラリアのお墓の違いや、私が驚いたことなど、
オーストラリアのお墓事情について、まとまてみました。
国や文化も違えば、人が死んだ後だって、様々なんだな。と思いました。
オーストラリアでは、火葬が一般的になりつつある。
これ、一番びっくりしました。
今は、亡くなられた方の、65%は火葬なんです。
知っていました?
私の義母と義姉は、カトリックのイタリア人なので、
『絶対に火葬なんて、ダメ!地獄に落ちる!』と言っています。
私は、そんな環境にいるので、火葬はこの国では少ないと思っていました。
オーストラリアの歴史から見ても、土葬が一般的だったのですが、移民が増えたことで、文化や宗教の違いから、火葬も一般的になってきたと思われます。
お墓が足りない!25年でお墓を掘り起こすことが出来る、新しいルール。
NSW州では今後、30年から40年の間に、今あるお墓のスペースがいっぱいになってしまうと、政府が予想しています。
それにより、NSW州では、25年〜99年間の間だけ、お墓の権利を買うことが出来るという、新しいルールを2018年に作りました。
簡単に説明すると、
自分専用のお墓が欲しいなら、買ってね。(永久に使える)
それとは別に、
25年間は、お墓に入ることが出来るけど、更新しなかったら、掘り起こして、次の人が使うよ。
要するに、25年間、お墓をレンタルする。更新しなかったら、掘り起こされて、別の人に貸し出す。
というルール!
金額は、永久的に買うより、レンタルの方が安いようです。
掘り起こした遺体、遺灰は、別の保管所に、他の人の遺体、遺灰とともに、保管されます。
25年の期限が切れる前に、希望するなら、更新することが出来ます。しかし最長でも99年間。(5年ごとに更新が必要。)
ん〜・・・なんとも言えないです・・・
海や山に散灰もあり
日本もそうですが、オーストラリアでも、海や山に散灰する人もいます。
私の旦那は、海に散灰している人を数回見かけたことが、あるそうです。
絶対にそれが、遺灰だったとは言い切れませんが、その様子から、散灰だろうと察したらしいです。
ブラジル人の義兄は、『自分が死んだら、灰を畑(トマトの下)に撒いて欲しいと言っていました。
私も、旦那も本当は、海にでも、山にでも散灰して欲しいと思っているのですが、
実際に海に撒くといっても、どこの海に?どうやって?
その辺の浜辺は、人だってたくさんいるだろうし。
じゃあ、ボートに乗って沖まで出るとなると、ボートを手配したりと、
実は、自由度が高いほど、ちゃんと事細かに決めておかないと、意外に面倒なんですよね。
プロに任せた方が料金はかかりますが安心です。
お墓といっても、色々な種類がある
一言でお墓、と言ってもタイプは色々あるんです。
私が購入したお墓がある共同墓地では、宗教や国柄関係なく、様々なタイプのお墓がありました。
↑シンプルな土葬タイプです。
↑地面の上に置くタイプ。
日本のお墓と、少し似ています。
↑こちらは室内で、壁に収納するタイプ。
↑こちらは、16人分セットで購入出来ます。数千万円と聞きました。
↑↓こちらは、遺灰を収納するタイプです。
ちなみに、私が購入したお墓は【海外で終活!?】オーストラリアでお墓を購入した体験談。に詳しく書いてあります。
写真で見てわかるように、様々なタイプがあり、値段も様々。
自由に、自分の好きなタイプを、予算に合わせて、選ぶことができます。
最後に
自分が死んだ後のことは、正直、興味がありません。
どうなるかなんて、知りようがありませんしね。
とは言え、旦那がお墓を購入するということで、便乗しました。笑
普通に考えると、11歳年上の旦那と、日本人の私なら、旦那の方が先に逝くと予想されるので、(実際はわかりませんが)
残された家族にとってみれば、事前に決まってた方が楽ではありますので、旦那には感謝したいと思います。
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