オーストラリアで生活を始めて、丸3年が経ちました。
初めの頃は、学校の送り迎えだけでもドキドキしていたのが、
今では、だいぶ慣れて来ました。
3年経った今、来た当初を思い出すと、
右も左もわからず、あたふたしてたし、(今でもしていますが・・・)
とにかく緊張や、心配事も多かったです。
結局のところ、
慣れれば、(経験値が増えれば)おのずと平気になる。
なので、
これからオーストラリアの学校に、子供を通わせる予定がある方は、
そんなに心配しなくても、大丈夫です。
毎年新入生が入って来る中、
最近では私も、聞く方から聞かれる方に、少しずつシフトして来ました。
そんなことから今回は、
3年間、子供をオーストラリアの学校に通わせてみて、私が感じた正直な感想を書いてみたいと思います。
初めに言っておきますが、
子供の成長の過程や、日本とオーストラリアの教育システムの違いなどではありません。
純粋に、保護者として先生と関わり、学校と関わっていく中で、個人的に思ったことです。
私の子供はシドニーのカトリック系の小学校に通っています。
同じオーストラリアでも、地域や公立か私立かによっても、雰囲気がだいぶ違いますので、全ての学校に当てはまる訳ではないのは、ご了承ください。
目次
日本人と大して変わらないオーストラリア人
日本人だろうが、オーストラリア人だろうが、
人間の性質というのは、あまり変わらない。
そう思います。
フレンドリーな人もいるし、シャイな人もいる。
良い人もいるし、変な人もいます。
親同士のケンカ、嫌がらせなども
多くはありませんが、たまにあるみたいです。
オーストラリア人はフレンドリーとよく言われていますが、
全員が全員、そういう訳ではありません。
ほとんどの人は良い人です。
でも中には、変な人だっています。
日本でも、親同士のいざこざがあったりしますよね。
そういうのも含めて、
『どこの国も一緒なんだな〜。』
そう思いました。
特別日本人だけが、ママ友とのトラブルがある訳ではありません。
日本人だけが、特別シャイという訳ではありません。
オージーが全員、気さくな訳じゃありません。
結局、人それぞれ。
その人の性格なんだな。と感じました。
オーストラリアの先生は、かなりフレンドリー
子供達は先生のことを、
『ミセス〇〇』『ミスター〇〇』と呼びますが、
親と先生はファーストネームで呼び合っています。
お母さん達との会話で、『ケイトがさ〜』と言われて、
ケイトって誰?と聞いたら、
『ミセス〇〇だよ〜』と、先生だったこともしばし。
そして、先生も私のことをファーストネームで呼んで来ます。
確かに、ファーストネームで呼び合う方が距離感が縮まるのもわかりますし、そういう文化だというのもわかりますが、
先生と自分との間には、友達の様な距離感は必要ない。
そう感じるのと、
いちいち先生のファーストネームなんて覚えていられないので、私は、ミセス〇〇と呼んでいます。
それに、うちの学校の先生は、みんな本当にフレンドリー。
送り迎えの時や、廊下ですれ違った時など、気さくに話しかけてくれるので、
私がファーストネームで呼ぼうと呼ばなくとも、かしこまることもなく、話すことができるので、
特に呼び方に関しては、自分のしたいようにしています。
学校でボランティアをすると重宝される
日本と違い、ボランティア精神が根付いている国ですが、全員が全員、ボランティアをしている訳ではありません。
日本は、半強制的に学校の手伝いをさせられますが、オーストラリアではそんなことはありません。
なので、
学校のボランティアをすると、本当に学校から感謝されます。
全校生徒の前で親が表彰されたり、年末にはちょっとしたギフトをもらえたり、
大きな声では言えませんが、
私も、子供も色々優遇されることもあります。
変な話、
先生方は、学校に貢献してくれる親を、絶対に邪険に扱うことはしません。
そして、その親の子供達も邪険に扱われることはありません。
フェアな話じゃないかもしれませんが、それも人間の性質なのかな、と思います。
知らないお隣さんの騒音は気になるけど、
よく知っているお隣さんの騒音は、気にならない。
要は、そういう事なんだと思います。
『外国人(アジア人)なので話しかけられにくい』というのは正直ある
これは、偏見でも差別でもなく、
人間は、同じグループで群れるという習性なんだと思います。
自分ならどうですか?
目の前にアジア人と白人の人がいたら、どっちに話しかけますか?
目の前に2人の日本人がいて、
1人は自分と同じようなスタイル、洋服のセンスで、
もう1人は、真逆のタイプだったら?
学校で他のお母さん達が仲良く話しているなかで、
自分は誰からも話しかけられない・・・
それは、
人は同じ部類の人と群れたがる。
それだけなんです。
自分と同じような環境、タイプの人に親近感が湧きやすいんです。
なので、自分1人孤立しているな、と感じることがあると思うかもしれませんが、
そこはあまり気にしない方がいいです。
そのうち、子供の誕生日会で会話をしたり、ボランティアなどで人と関わっていくうちに、
色々な人と知り合うことができます。
初めのうちは、自分1人だけ話しかけられないと、疎外感を感じるかもしれませんが、
相手が慣れていないだけです。
顔をあわせるうちに、会釈をしているうちに距離感も縮まってきますよ。
距離感が近くなったら、うんと話しかけやすいですよね!
最後に|これから子供がオーストラリアの小学校に行かれる方へ
大丈夫です!なんとかなります!
新しい環境というのは、誰でもドキドキで、緊張もしますし、不安です。
それは、経験したことがないから不安なだけ。
普通の感情です。みんなそうですから。
行き始めたら、絶対に慣れるので、どーんと構えていてください。
これからオーストラリアに移住予定の方
これからオーストラリアに引っ越しする予定ならば、やはり英語は少しでも話せて損はないです。
当たり前ですが、学校とのやり取り、先生との面談学校、学校の手紙は全部英語です。
英語に自信がない方は、1ヶ月でも事前に少し勉強することで、だいぶ移住による不安が取り除けます。
そして、子育てで忙しくて英会話に通うことが出来ないなら、オンラインで英語のレッスン取るのが効果的。
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すでにオーストラリアに在住で永住権を持っている方
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まだ通っていない方は、TAFE関連の記事をいくつか書いているので、ぜひ読んでみてください。
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