専業主婦になって、早16年。
世の中で専業主婦といえば、
- 怠け者
- 社会のお荷物
- うざい
- リスクが高い
などなど、世間の風当たりは冷たいのが現実。
そんな批判も承知で、16年も主婦をやってる自分も、なかなか図太いメンタルの持ち主だなと、我ながら感心しています。
そして、16年専業主婦をやって気づいたことがあります。
それは、
世の中の専業主婦の人達は、専業主婦であることに、とても悩んでいる。
と言うこと。
もしかしたら、これを読んでいるあなたも、専業主婦でいることに悩み、葛藤しているのではないでしょうか?
子供が産まれて、専業主婦を選んでなったのはいいものの、
お金を稼いでいないことの罪悪感や、それによって家庭内での立場が弱いことに悩む。
専業主婦になったら必ずどこかで、この問題にぶち当たります。
専業主婦になった経緯は、人それぞれだし、向き不向きも人それぞれ。
私は、専業主婦をお勧めする訳でもないし、働くのを勧めるつもりもありません。
ただ私が一つ言いたいことは、
自分でそうすると決めたなら、周りの雑音なんて気にしないこと!
全てを気にしていたら、間違いなくメンタルやられます。
私の周りには、そんな主婦友がたくさんいます。
ということで、今回は専業主婦に向いている人の3つの特徴について、考えてみました。
私の経験上、これに当てはまる様でしたら、メンタルやられずに専業主婦を続けていけると思います。
逆にこれに当てはまらないと、どこかでメンタルが崩れてしまう時が来てしまいます。
では、早速見ていきましょう。
精神的に自立している
別に主婦に限ったことではありませんが、
精神的に自立することはとても大切です。
経済的に自立していないから、せめても精神的に自立しなくてはいけない。
という理由ではありません。
そもそも精神的に自立していないと、円満な結婚生活を続けることができないからです。
以前の私は、金銭的以外にも、精神的にも旦那に依存していました。
自分がお金を稼いでいないということから、
自分の意見より旦那の意見を優先させ、自分が納得しないことも仕方ないと諦め、
しかもそれを旦那のせいにして
自分はなんて可哀想な人間なんだ、と悲願していました。
当時海外に住んでいた私は、英語を話せないのを理由に、旦那に頼りっきり。
旦那も、私を海外に連れて来た以上、面倒を見ないといけないという責任感もあったのだと思います。
特に子供を産んだ後は、
思い出したくもないほど悲惨でした。
子育ても大変だったし、夫婦関係もめちゃくちゃでした。
自己肯定感も低く、ブレブレな自分。
もちろん、子育てを通して自分が成長できたことは事実です。
でも当時は、精神的に自立していなかったために、夫婦関係もうまくいかず、辛い時期を過ごすことになりました。
精神的な自立は、結婚生活にはとても大切です。
そもそも、生まれも育ちも違う赤の他人が、家族として生活するんです。
自分自身をしっかり持ち、お互い尊敬し合い、必要なら助け合う。
(依存し合うのではなく)
そうでなければ、円満な結婚生活は送れません。
それに、結婚生活以外にも、義理母や義理家族との関係、ママ友の付き合いも、自分をしっかりと持っていれば、必ず上手くいきます。
お金の価値観、金銭感覚が旦那と同じ
専業主婦なので、自分でお金を稼いでいません。
なので、全ての支払いは、旦那さんが稼いだお金を使うことになります。
よって、
旦那と自分の金銭感覚が違えば、どちらかが不満を感じることになります。
よく聞く話は、
- 自分がたまに行くランチや買い物に対して、旦那に使いすぎだと怒られる。
- 本当はもっとお金を使いたいけど、旦那さんに気を使ってお金を使えない。
私が世の旦那さんに言いたいのは、
二人で話し合い、納得して奥さんが専業主婦になったのなら、
奥さんが使うお金に対して、いちいち文句を言わないこと。
(もちろん常識の範囲、各家庭での家計内での範囲)
そして世の専業主婦の方々に言いたいのは、
旦那の給料に文句を言うなら、自分が働けばいい。
生きていくのに、お金は必要です。
夫婦間でお金の価値観が違えば、必ず問題が起こります。
特に専業主婦で働いていないのなら、なおさらです。
夫婦間でお金に対する、価値観、感覚が同じであることは本当に大切です。
自分の価値を分かっている
精神的な自立と、被るところがあるのですが、
お金を稼いでいない=人間としての価値がない
と感じている人は、必ずどこかでメンタルがやれらます。
専業主婦だろうが働いていようが、男だろが女だろうが人は、
人は、自分の存在価値が見出せないと、生きていくことが出来ないからです。
専業主婦を続けていくなら、「私はどうせ専業主婦だから・・・」と、自分を卑下しないこと。
それに、
お金を稼いでいない人は、人としての価値がないだなんて全くの嘘です。
私には2人の子供がいるのですが、
旦那が安心して仕事に行けるのは、私が子供の世話をしているからです。
子供の体調や予定に合わせて、旦那が仕事を調整する必要は一切ありません。
それだけでも私は、旦那にとって大切な存在です。
それは、子供がいない専業主婦でも同じです。
この人と一生を共にすると誓って結婚したのならば、旦那さんにとってもあなたにとっても、お互いを必要な存在ですよね。
あなたがいるだけで、旦那さんにとっては価値があるんです。
専業主婦を続けるのであれば、自分の価値を自覚してください。
専業主婦だろうがなかろうが、
誰かがあなたを必要としていることは、絶対に忘れないようにしましょう。
最後に、専業主婦に向いている人の3つの特徴
最終的に行き着くところは、
お金とメンタルです
料理が好きだとか、掃除が好きだとか、そんなのは全く関係ありません。
- 精神的に自立していること
- 旦那さんと、自分のお金の価値観が一致すること
- 専業主婦でも、自分には価値があると信じていること
この3つです。
専業主婦の仕事内容に、向き不向きは多少あるのかもしれませんが、それはどんな仕事でも同じです。
好きなことを仕事にしている人もいれば、お金の為だけにその仕事をしている人もいます。
専業主婦も同じで、好きでやっている人もいるし、そうでない人もいます。
私がこの記事を書いた意図は、
どんな経緯で、あなたが専業主婦になったのかわかりませんが、
専業主婦であることを、恥じることは全くないということ。
専業主婦生活を楽しく、精神的にも安定した毎日を送りたいなら、お金とメンタルの面を意識することで、生活しやすくなる、と言うことを伝えたかったからです。
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