現在、息子10歳、娘は7歳、
今まで、特にサンタクロースの存在を教えたことが、ありませんでした。
でも、教えたことがなくても、ちゃんとサンタクロースがなんなのか、知っています。
家には来ませんけどね。笑
サンタクロースの演出している家庭が多い中、
私はサンタクロースは、我が家には必要ないと思い、今まで我が家に、サンタクロースがやって来たことはありません。
今回は、そんな世の中の逆を行く、
『なぜ我が家に、サンタクロースが来ないのか。』
その理由を3つ、まとめてみました。
レアな家庭かもしれませんが、まだお子さんが小さいご家庭で、
私の様にサンタの存在を教えるかどうかで、悩んでいる方へ向けて、少しでも参考になったらなと思います。
私は信じていなかったけど、特に問題はなかった
性格が歪んでいると、旦那にも、義理家族にも言われました。
まあ、そこは否定しませんが・・・
私は子供の頃、サンタクロースが親だということを、かなり早い段階(幼稚園児)で気付きました。
そして友達が、サンタクロースにプレゼントを貰った!と喜んでいるのを横目に、
『この子、親に騙されているのにな・・・』と心の中で、思っていました。
しかし、それでも特に問題なく(?)育ちました。
確かに、小さい頃から冷めた子供でしたが、
サンタクロースがいるとか、いないとか、
そんな事は、私の性格が形成されるのには、全く関係なです。
私が、ひねくれ者なのは、別にサンタクロースのせいでは、ありません!
自分がそう育ったからと言って、子供にまで同じことを(サンタの存在を教えない)する必要はない。
そう義理の家族にも言われましたが、
だったら、自分がサンタクロースを信じていて楽しかったからって、自分の子供に同じことをする必要もないのでは?
とも思ってしまいます。
宗教や文化と同じですが、
サンタが来る家で育った人だって、そうでない人だって、自分の子供に
サンタを信じさせても良い訳だし、
それと同時に、
サンタが来る家で育った人だって、そうでない人だって自分の子供に、
サンタを教えなくたっていい。
どちらにせよ、サンタクロースが、自分の子供の性格や人生に大きな影響があるとは思えないので、
私が思うには、好きな様にしたら良いってことです。
サンタクロースのコンセプトが、我が家には合わない
サンタクロース=プレゼント
このコンセプトが、あまり好きではないんです。(子供は大好きだと思いますが・・・)
サンタクロースは大昔、物がなかった頃、今と違って、貧しい時代に生まれた文化だと聞きました。
我が家の子供達は、とても恵まれています。
環境的にも、経済的にも、私が羨ましく思うほど恵まれています。
子供達が欲しいもの、望むものは、ほとんど買ってあげることができます。(買うか買わないかは、別として)
正直、うちの子供達は、プレゼントを貰うこと、物を買って貰うことに、慣れています。
子供の誕生日会をすれば、20個以上のブレゼントを貰います。
(オーストラリアで誕生日会を開くと、クラスメイト全員招待するのは普通なので)
それに、クリスマスプレゼントは、私たちから以外にも、親戚一同から大量のプレゼントを貰います。
家は物で溢れますし、プレゼントが当たり前になりすぎて、それが当然と思う様になり、有難いという気持ちも、最近では薄れて来ている様に思います。
プレゼントは当たり前。
そんな風に思って欲しくはありません。
息子が幼稚園児の時に、
『うちにもサンタさんて、来るの?』
と聞かれたことがあります。
サンタさんには、ウチに来なくて良いって言ってあるのよ。
世界には恵まれない子供がたくさんいて、家がない子や、明日のご飯が食べられない子供がたくさんいるから、
そんな子供の所を優先に、サンタさんは行くべきだと思う。
あなたは、住む家もあるし、食べるものもあって、クリスマスプレゼントもたくさん買ってもらえるから、サンタさんからのプレゼントは、必要ないと思うんだよね。
そう言ったら、
『そうだね!』と納得してくれました。
貰う日ではなくて、与える日
息子が7歳、娘が4歳の時に、家族でオーストラリアに引っ越しました。
私は無宗教ですが、子供はカトリックの小学校に通うことになりました。
クリスマスの前に、校長先生が言っていました。
クリスマスは、プレゼントを貰う日ではありません。
クリスマスは、感謝をする日。
恵まれている自分の環境に感謝して、足りない人には、与えてあげる。
受け取る日ではなくて、与える日。
私は、キリスト教でもありませんし、これからも、特定の宗教を信仰する予定はありません。
しかし、この意見には同感です。
だからこそ、
昔と比べ、経済が豊かになり、物が溢れるこの時代に、
サンタクロース=プレゼント
このコンセプトは、
やはり我が家には、必要ないと思っています。
最後に
サンタクロースを教えない家庭って、少ないと思います。
でも、
サンタクロースからプレゼントを貰えない我が子が、かわいそうだとは、一度も思ったことがありません。
実際にはクリスマスプレゼントを貰っている訳ですし、それ以上に甘やかして育てています。
それと、サンタクロースの演出をしている家庭を、批判している訳でもありません。
家庭の方針が違う。
それだけです。
サンタクロースが来るのが、普通な家庭が多い中でも、そうじゃない家もあるんだよ〜。
サンタクロースを信じさせるのも、信じさせないのも、家庭次第。
どっちでも大丈夫。
このことを私は、伝えたかっただけです。
おまけ 〜子供にとって、クリスマスってなんの日?〜
子供達に『クリスマスって何?』って聞いてみました!
子供達は、
『クリスマスは、家族揃って過ごす日。家族があることに感謝する日。』
『もちろんプレゼントも貰うけどね〜!』
と言っていました。笑